米Yahooが2008年に「Yahoo Search BOSS(Build your Own Search Service)」を発表した際、同社はこのサービスから収益を上げる計画であると述べていた。そして米国時間2月11日、同社は検索データの大量使用に課金するという新たな方法を発表した。
YahooのBOSSチームに所属するAshim Chhabra氏によるブログ投稿によると、YahooはBOSSのアプリケーションプログラミングインターフェース(API)の使用に課金する予定であるという。
「SearchMonkey」との連携
Yahooはまた、SearchMonkeyが採用している一部のテクノロジをBOSSに取り込むことも発表した。SearchMonkeyでは、ウェブサイト側でマイクロフォーマットと呼ばれるコンピュータ指向の記述を付加しておくことで、Yahooの検索結果に特定の情報(例えばレストランであればその住所など)を含めることができるようになる。このアイデアは長期にわたって開発されており、「セマンティックウェブ」と呼ばれているものである。これによって理論上、ウェブページに表示されている内容をコンピュータに把握しやすいものとすることができる。
http://japan.zdnet.com/news/internet/story/0,2000056185,20388092,00.htm?tag=zdnw
⇒APIの有料化に踏み切ったYahoo。今後はAPIに付加価値を付けて有料化をすることで収益を上げようとするサービスが増えていく予感がする。
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