SharePointで開発する統合ポータル
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/insiderseye/20040929sps2003/sps2003_01.html
また、SPS 2003の「Webパーツ」と呼ばれるコンポーネントを利用することで、業務アプリケーションや企業データをポータル上に取り込むことも可能だ。ただし、SPS 2003ベースのポータル・サイトと業務アプリケーションの統合を成功させるには、統合する業務アプリケーションのAPIやデータ形式に対する深い知識が必要となる。
このサイトでの説明を読むと、「入力系の機能は、それ専用に作成されているため、日常業務でデータを参照したい側の経営者、営業マン」には使い難い。そのためポータルで簡単に必要な情報が参照できる仕組みを用意すべき。その際にポータルが最適であるという。
例えば、次のような操作は頻繁に実行されることはないだろう。
従業員による、各自の福利厚生プログラムの状態の確認
経営幹部による、各種の業績データの追跡
営業マネージャによる、販売実績データの確認
従業員による、主要なITシステムの稼働状態の確認
取引先による、注文状況の確認
このような場合は、企業Webポータルを用意することで、そこからバックエンド・アプリケーションのデータや機能へのアクセスを提供できる。企業ポータルはモジュール型のカスタマイズ可能なWebサイトで、さまざまな情報に対して、一貫性のある操作性に優れたインターフェイスを提供することができる。