RIAコンソーシアムでも何度も登壇している、Adobeでは有名な轟氏からAIRの新バージョンのセミナーが有ったらしい。新しいバージョンのAIR2.0では、Ver1.1の機能をよりいっそう拡張/強化してくれそうだ。
◆幾つかの新機能の紹介
-これまでサポートされていなかったUSBストレージデバイスの検出。
-各種OSのネイティブインストーラのサポートOSとの連携を強化。
AIRアプリケーション側からOSの機能を利用したり、他のネイティブアプリケーションを起動して相互通信を図るといった使い方が可能。
-サーバ機能を搭載、P2Pによるコミュニケーション型アプリの開発に応用できる。UDPの送受信も可能になっているため、リアルタイム通信を取り入れたアプリケーションも実現可能。
-HTMLのレンダリングエンジンには「Safari 4.0.3 Webkitブランチ」と同等のWebkitを採用。これによってHTML5やCSS3といった新フィーチャーの活用が可能になった。SquirrelFishをJavaScriptエンジンに採用。
-モバイル対応の準備としてパフォーマンスの向上やメモリ消費の削減、デバイス機器向けの新たな入力方法への対応といった機能を搭載している。今後、Flash技術がブラウザの中からデスクトップ、さらにはスマートフォンをはじめとしたモバイル機器へとその守備範囲を広げてゆく。
Adobe AIR 2.0パブリックベータ上で動作するいくつかのサンプルアプリも公開が始まっている。ニューキャストの制作による「PhotoConnect」では、USBドライブ内の画像を読み込んでデコレーションし、保存することも可能
詳しくはCNET Japanにて...
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20404345,00.htm?ref=rss
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