SIGGRAPH ASIA 2009に、2009/12/19日(土) に行ってきました。拡張現実を紹介していた会社は5社位。3Dを取り扱っている会社や団体ばかりなので当然といえば同然かも。その中での幾つかを紹介。
◆横浜パシフィコの入り口...ここに来るのは初めて
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◆KGT
metaioの新しいソリューション、実物本体をマーカーにするデモを行っていた。
F1の模型をマーカーとして認識し、画面には同じ形の3Dモデルが走って様子が表示されていた。モデル本体に空気の流れを重ね合わせて表示する技術をデモに盛り込んでいた。KGT社が得意とする異なるソフトの情報を容易に融合する技術だ。
恐竜が頭上を蠢くAR
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◆DNP
DNPはARミュージアムで有名だ。こちらもKGTと同様metaioのが技術を使用している。真っ白な自動車のモデルに、ARの技術を使用し、走っているように見える映像を重ね合わせていた。その他は、junaio、カードゲーム等のデモを展示していた。
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◆極東貿易株式会社
稲の成長が分かる映像をHMDで展示していた。日本メーカーキャノンの技術を使用しているとのことだった。複数マーカーを認識した大掛かりな映像システムを用意し、踊る恐竜のデモも行っていた。ARとVRが混ざったような技術を使っているなあと思って聞いてみたら、担当の方はMR(Mixed Reality)と呼んでいるとのことだった。
◆3Dコンソーシアム
水槽の底にマーカーを置いてWebカメラで映していた。画面にはまるで魚が泳いでいるような映像が映しだされていた。
-まとめ-
単に■のマーカーの上に3Dや2Dのオブジェクトを表示するARが多かったが、上記のように応用したものも展示されていた。技術はそろそろ認知されていると感じるので、ARをビジネスにどのように活用していくかが、引き続きの課題となるだろう。
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