日商エレクトロニクスのグループ会社でビジュアライゼーションの専門会社であるエヌジーシー(NGC)は、電通九州および電通テック福岡支社経由にて、顔認識をコンテンツと連動させる双方向デジタルサイネージシステムを3月の福岡PARCO(福岡パルコ)グランドオープンに合わせて納入した。
デジタルサイネージへの顔認識適用による視聴者測定の事例が多くある中で、今回の導入では、コンテンツの制御に顔認識を用いた点において画期的なソリューションだという。また、無償で入手可能なオープンソースを基に開発を行うことで、高度なソリューションを廉価に実現したとしている。
同システムは「パルコタッチビジョン」と名付けられ、福岡パルコの各フロアのエスカレーター脇休憩スペースに設置されている。また、タッチパネルによるフロアガイド、イベント情報、会員カードの案内などを行うだけではなく、フェリカ組み込み携帯電話によるタッチパネルやフェリカカードによる双方向コミュニケーションを導入。
来店者によるデジタルサイネージの利用を促進するコミュニケーションツールとして使用している。今回は、より高い訴求性を実現するため、NGCと映像企画制作会社であるマーズが共同で開発した「顔認識カメラとの連動サイネージ」システムを導入したとしている。
via ZDnet Japan
http://japan.zdnet.com/sp/case/story/0,2000056379,20414639,00.htm?ref=rssPR