インキュベータFounder Instituteの卒業生CloudCanvasが、HTML5ベースの画像エディタを立ち上げた。それは、機能としてはAdobe IllustratorとPhotoshopを合わせたような、使いやすいWebサービスだ。
初心者のいたずらがきでも、またプロのデザイナーの創作行為のような高度なレベルでも、CloudCanvasでは画像の作成、保存、編集、そして埋め込みができる。ベクタとビットマップの両方をサポートし、Photoshopにあるような一連の画像ツール…ポリゴン、円、塗りつぶし、レイヤ、ブラシなど…を揃えている。また、ベジエカーブ、ぼかし、影付け、ベヴェルフィルタなどの高度な編集ツールもある。
CloudCanvasの特長は、HTML5ベースでFlashを使わないことだ。また指で画面に触って絵を描けるiPad専用バージョンも用意している…それとデスクトップとのあいだの画像の行き来も簡単にできる。サービスは無料だが、今後は特殊なフォントを有料にしたり、有料写真サービスなども始めたいそうだ。なお、初期のサイト試用者を増やしたいCloudCanvasは、9月12日までにここで作った画像のベスト作品3点に各500ドルを進呈するという懸賞をやっている。
via TechCrunch
http://jp.techcrunch.com/archives/20100722cloudcanvas-launches-html5-image-creation-and-editing-suite/