HTML5で動作するARエンジンは、既に望まれておりどこかが出すと思っていたが、リリースされたようだ。数ヶ月前に何かのフェアで出展されていた企業です。KARTをコアエンジンに使用している点が興味深い。
※下記、は全てプレスリリースからの引用です。
株式会社ユビキタスエンターテインメント(以下:UEI、ヨミ:ユーイーアイ、本社:東京都文京区、代表取締役社長 兼 CEO:清水 亮)は、開発中のHTML5ベースのAndroidアプリ開発ミドルウェア「enchant PRO(エンチャント・プロ)」向けのSDKのベータ版を公開いたしました。
「enchant PRO」はHTML5をベースとしたオープンソースのゲームエンジン「enchant.js(エンチャント・ジェイエス)」をベースとしたAndroid端末向けのネイティブアプリ開発環境です。「enchant PRO」は、今年の4月に発表し世界で最も多くの開発者を獲得している(注1)「enchant.js」と全く同じ感覚でAndroidアプリを開発することができるほか、カメラやジャイロなどAndroid端末固有の機能へのアクセスを行うことが可能となります。
これにより「enchant.js」だけでは実現が難しかったARゲームの開発や、ゲーム以外の用途への転用がよりいっそう行いやすくなり、既に複数の企業により「enchant PRO」をベースとした非ゲームサービスの展開が予定されています。
- ARマーカー認識機能
Koozyt(クウジット)社から供給を受けた画像認識エンジン「KART」を用い、ARマーカーをリアルタイムで認識・追尾することが可能。これにより、本格的なマーカー式ARゲームの開発をすることができます。
URL: http://www.koozyt.com/
- QRコード/バーコード読取り機能
QRコードやバーコードの読取り機能を用いたゲームやキャンペーンなどに使用することが可能です。
※内容は変更することがあります。■enchant PRO for Android概要
動作環境: Android OS 2.3以降
開発言語: HTML5 + JavaScript
提供価格: コミュニティライセンス 無償
(9leapアプリを経由して独自のアプリを開発・頒布可能)
法人向けライセンス 5万円
KARTエクステンション 50万円(ARマーカー4個同梱)
追加ARマーカー 未定
提供時期: 2011年11月1日(火)
提供URL : http://enchantjs.com/ja/pro.html