屋内や電波が届かない場所では、どのような方法で人々をナビゲーションできるのか?スマートフォンと、画像認識タイプのAR、Bluetooth発信器による大々的な実験が渋谷で開始された。
技術の問題だけではなく、すでにさまざまな課題があることが既に分かってるこの実証実験、2020年のオリンピックに向けた現実的な方法が見えてくるであろう。2014年5月31日までに試してみよう。
「改札を出た後、どちらに向かって歩けばいいのか」――初めて訪れるような場所、それも地下街や屋内において、スマートフォンで道案内をできるよう、国交省や鉄道事業者、通信事業者が手を組んで実証実験を行う。期間は、3月25日~5月31日。舞台となるのは渋谷で、一般ユーザーも参加できる。
2020年の東京オリンピックで、多くの人が国内外から訪れることが想定される中、スマートな道案内をいかに実現すべきか、という観点が掲げられる今回の実験は、渋谷マークシティおよび渋谷駅の地下エリア(地下3~1F)にBluetoothのタグ(発信器、63カ所)や、ARマーカー(45カ所)を設置し、そこから発信される電波、あるいはARマーカーを読み取って得たデータを元に現在地を割り出して、目的地までの道のりを案内する。Bluetoothでの案内機能が利用できる機種(動作確認機種)は、iPhoneのみ(iPhone 5/5s、iOS 7以降)。技術的にはAndroidでもBluetoothでの利用は可能だが、現時点でのAndroidアプリはARマーカーのみサポートする。
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