仮想現実の世界を、自然な腕の動作でコントロールすることができるデバイスが日本のベンチャー企業が開発中だ。VRデバイスのOculu Rift と Leap Motion という組み合わせは既知であるが、腕の自然な動作を検知することができれば、より自然な操作ができるようになるかもしれない。期待できる技術だ。
東京大学発のベンチャー企業H2Lは、腕に巻くだけで直感的にゲームを操作でき、ゲーム内の触感を得られる技術を搭載した「触感型ゲームコントローラ UnlimitedHand」について、Kickstarterで資金調達を開始した。既に目標2万ドル(約240万円)の2倍を超える4万1900ドル(約500万円)以上を集めている。
H2Lは2012年3月に岩崎健一郎氏と玉城絵美氏が設立したベンチャーで、腕の筋肉に電気刺激を加えることでコンピュータから人間の腕の動きを制御する「PossessedHand」の開発で知られる。
今回発表したUnlimitedHandは、ユーザーの手の動きを、内蔵したモーションセンサ(3軸ジャイロスコープ+3軸加速度センサ)と筋変位センサで読み取ってBluetooth経由でゲーム機に送るゲームコントローラとしての機能に加えて、バイブレーションと電気的刺激によって指の動きをコントロールすることでゲーム側からの触感をユーザーにフィードバックすることが特徴だ。
(via
https://fabcross.jp/news/2015/09/20150925_unlimitedhand.html)
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