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このブログは、拡張現実 及び 仮想現実 が使用された最新の情報と事例などを掲載しています。---This blog publishes latest information and the case where AR (Augmented Reality) and VR (Virtual Reality) are used, etc.
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    Etsuji Kameyama (亀山悦治)

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    拡張現実(AR)や仮想現実(VR)の技術は、BtoC・BtoBの分野での活用が始まっている。このブログではAR、NUI、各種センサーに関わる最新の事例や技術を中心に紹介。
    ARやVRのシステムやソリューションの導入を検討されている方は、こちらか、私までご連絡ください。エンターテーメント分野、印刷分野、家具や機器の配置シミュレーション、操作支援、などへの技術選定、アプリケーション開発、運用、コンサルテーションに対応します。

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    現代自動車((ヒュンダイ、현대자동차 주식회사、英:Hyundai Motor Company)は、今までの印刷されたマニュアルからスマートフォン(iPhone/iPad、Android)向けの専用アプリ向けのAR(拡張現実=Augmented Reality)マニュアルの採用を2015年の終わりに公表した。 今までも欧米や米国では幾つかの事例があるが、本格的なARマニュアル(取扱説明書)の採用は世界初と現代自動車はプレスリリースを打っている

    LOS ANGELES, Nov. 10, 2015 – Later this year, Hyundai will be the first mainstream automaker to launch an augmented reality owner’s manual app. The Hyundai Virtual Guide app is the brand’s modern take on the traditional owner’s manual, allowing consumers to use their smartphone or tablet computer to get how-to information for repairs, maintenance and vehicle features. At launch, the Hyundai Virtual Guide is compatible with the 2015 Sonata model, and will soon become available for additional models.
    (引用元:HYUNDAI VIRTUAL GUIDE INTRODUCES AUGMENTED REALITY TO THE OWNER’S MANUAL)

    最初の対象車種はSoanta Sedan(ソナタ セダン) だが今度対象車種を広げていくという。技術敵には2D認識と3D認識を使用しているとのことだ。

    厚いマニュアルは読まれなくなるが、持っているスマートフォンに専用アプリをインストール、目的の操作を選んでカメラをかざすだけで視覚的に操作方法が分かる優れものだ。年代の低いオーナーから年配まで、見るだけで理解できるから開かれないマニュアルよりも利用されることが多くなりそうだ。また、スマートフォンのこのような技術は、どこが見られたか(どのような箇所で問題が起きやすいか、分かりにくいのか)という情報を記録することができる。メーカー側が利用状況をリアルタイムに収集する仕組みも実現しようとすればできるるため、オーナー個別のサービス向上にもつながることだろう。

    主要な説明は45種類にもわたる。アプリがサポートする主な機能は下記の通り。
    -エア・フィルター
    -スマートクルーズコントロール
    -Bluetooth対応の携帯電話のペアリング
    -警告表示
    -クロック
    -エンジンオイル
    -ブレーキ液
    -ヒューズボックス
    -スマートトランク
    実際にデモを試されたビデオが公開されていたので紹介する。

    こちらが SONATA


    アプリインストール後、自動車とペアリングして接続


    アプリのトップメニュー


    フロントのメーター部などにかざすと認識開始


    認識されると各機能部分にタップできる操作ボタンが表示される


    タップすると、その箇所の操作方法を説明する動画が再生される


    エンジンルームにカメラをかざすと、吹き出しで操作ボタンが表示される


    例えばエンジンオイルのチェック...


    車体を後方斜めから見た状態のワイヤーフレームが表示される。このビデオでは3D認識ではなく単純に手動で当てはめて写真を撮影しているように見える。


    自分の自動車の外観を撮影した状態で、車体から向きを変えても大丈夫。自動車の外観には通常は認識のための特徴的な情報が不足しているため認識することが難しい。AR感は少ないと感じるかもしれないが、実用性を考えた場合、ずっと車体にカメラを向け続るトッラッキング方式よりも手動撮影方式のほうがきっと良いだろう。


    詳しくはビデオで...

    by Dom Esposito

    その他記事
    Hyundai is launching augmented reality owner's manuals for its cars


    ナレッジワークス株式会社でもスマートフォンやHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を使用したARマニュアルの開発を行っている。興味が有る企業の方はぜひ相談してみては?
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