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このブログは、拡張現実 及び 仮想現実 が使用された最新の情報と事例などを掲載しています。---This blog publishes latest information and the case where AR (Augmented Reality) and VR (Virtual Reality) are used, etc.
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    Etsuji Kameyama (亀山悦治)

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    拡張現実(AR)や仮想現実(VR)の技術は、BtoC・BtoBの分野での活用が始まっている。このブログではAR、NUI、各種センサーに関わる最新の事例や技術を中心に紹介。
    ARやVRのシステムやソリューションの導入を検討されている方は、こちらか、私までご連絡ください。エンターテーメント分野、印刷分野、家具や機器の配置シミュレーション、操作支援、などへの技術選定、アプリケーション開発、運用、コンサルテーションに対応します。

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    ようやく日本でも、2016年7月22日(金)から公開が始まった、Pokémon GO (ポケモンGO) 。筆者もとりあえずやっておかなくては...と思い、夕方にAppstoreからインストールしてピカチュウ1匹だけだがゲットしてみた。筆者がこのブログでPokémon GOを紹介したのは、約1年前の2015年の夏になるので、ようやくという感じだ。
    'Pokémon Go' is Nintendo's first augmented reality mobile game - 欧州任天堂初の拡張現実の携帯ゲーム「ポケモンゴー」が作り出す世界



    公開から2日経過した日曜日、多くのスポットに人が集まりポケモンがゲットされたことだろう。筆者の近所の小さな公園でも今まで見たこともない年齢層の人々が集まっていることに驚かされた。お祭りでもやっているのかと勘違いするくらいだった。公園のベンチも占有されていた。
    今のところ大きな問題が発生したというニュースは流れてきていないが、徐々に問題が起きつつあるようだ。常軌を逸した行動をとっている人は少ないようだが、自転車に乗りながらプレイしてる人や下を見たまま歩いている人が多かった。

    歩きながらスマホの画面を見る行為だけでも危険であるため、このような行動が普通になるとかなり危険で心配になる。駅のホームは大丈夫なのだろうか?あるスピード以上の乗り物に乗っているときはアプリが動作しないようになるなど、アプリ側で制御する仕組みや、危険な場所や学校内などではポケモンが出現しないようにするなど、運営側の対応が必要となるだろう。


    さて、Pokémon GO (ポケモンGO)の使い方などに関する詳細はネットやテレビでもすでに説明されているので、ここでは、2011年-2012年頃に話題となった幾つかのスマフォ向け位置情報+アイテム獲得タイプのアプリを紹介したい。地図上のマッピングやバトルゲームなどの機能は無かったが、iButtfly (アイバタフライ)は日本からアジア圏で話題となったゲーム性が強い優れたアプリであった。


    1.iButtfly (アイバタフライ)
    2010年1月21日に電通が、電子クーポンに拡張現実(AR)や位置情報ゲームなどのエンタテインメント性を付加させたアプリを公開した。

    iButtfly (アイバタフライ)とは、iPhoneのモーションセンサー機能やGPS機能を活用し、「iButterfly 〜クーポン/エンターテインメント!〜」として説明された。2010年1月20日から3月31日まで実験的に無料で提供したが、その時の端末がなんとiPhone 3GS/OS3.1以降という内容だった。Androidはまだ普及が始まった頃で対応するアプリも少なかった。



    iButterflyは蝶の形をした電子クーポンを捕まえてコレクションするアプリ。iButterflyアプリをを起動してスマートフォンのカメラを覗くと、自宅でも街中でもいろいろな蝶が飛んでいるのが見えた。iPhoneを虫とり網のように振って捕まえると、その蝶が運ぶコンテンツやクーポンを利用したり、図鑑にコレクションしたりできる仕組みであった。

    蝶という虫はご存知の通り、フラフラとどこからともなく飛んできて容易に捕まえることができない。この特徴を上手にとらえており、シンプルではあるがゲームとしての完成度が高かったと感じる。ある蝶は特定の地域にしか見つからなかったり、季節に合った蝶やクーポン機能がある蝶も出現した。


    (引用元 CNET:http://japan.cnet.com/marketing/20407091/)

    バタフライ電通ディーツーコミュニケーションズ(D2C)が、2011年5月30日にバージョンアップした「iButterfly Plus」として配信を始めた。このバージョンではiPhoneとAndroidに対応し、世界86カ国に配信しアイテム課金で収益を得るほか企業のプロモーションにも活用していくというビジネス展開を開始した。しかながら、このサービスは2011年12月22日をもって一旦終了するというアナウンスを2011年11月22日に行い、期待していた日本のユーザーが落胆したという話がある。
    (引用元:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1105/30/news111.html)
    Facebook:https://www.facebook.com/iButterflyPlus/posts/318642934822691


    その後、世界各国で利用されているという記事や動画が流れた。なぜか日本では復活することはなかった。

    マレーシア空港にて iButterfly Asia を使用したキャンペーン
    http://development.blog.shinobi.jp/Entry/5804/

    フィリピンの商業施設内で実施されたイベント
    http://development.blog.shinobi.jp/Entry/6675/


    シンガポール
    の商業施設内で実施されたイベント
    http://development.blog.shinobi.jp/Entry/7235/


    iButterfly China x Watsons Campaign 中国のキャンペーンで...(正規版?)
    http://development.blog.shinobi.jp/Entry/7773/






    2.Faerie Planet trailer (フェアリー・プラネットテイラー)

    Faerie Planet trailer - 妖精を捕まえるiOS向けARソーシャルゲーム「フェアリープラネット」。
    iButtfryと極めて似ているが、こちらは妖精を蜘蛛の巣ような網で捕まえるというものだ。また、捕まえたシチュエーションがリアルに出来ている。残念ながら現状では公開終了となっているようだ。
     
    (引用元:http://appsplayground.com/2012/04/27/hunt-digital-fairies-in-the-garden-with-faerie-planet-app/)


    http://development.blog.shinobi.jp/Entry/6577/



    3.Catch Innovation (キャッチ・イノベーション)

    iButterfly(アイバタフライ)のような位置情報技術を使用したアイテム獲得系の台湾のARアプリ。蝶ではなく空を飛ぶ動物が中心のようだ。アイテムを獲得すること以外に、その獲得内容から商品がもらえる仕組みも用意されている。このアプリも既に公開終了となっている。



    http://development.blog.shinobi.jp/Entry/7274/
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