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このブログは、拡張現実 及び 仮想現実 が使用された最新の情報と事例などを掲載しています。---This blog publishes latest information and the case where AR (Augmented Reality) and VR (Virtual Reality) are used, etc.
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    Etsuji Kameyama (亀山悦治)

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    拡張現実(AR)や仮想現実(VR)の技術は、BtoC・BtoBの分野での活用が始まっている。このブログではAR、NUI、各種センサーに関わる最新の事例や技術を中心に紹介。
    ARやVRのシステムやソリューションの導入を検討されている方は、こちらか、私までご連絡ください。エンターテーメント分野、印刷分野、家具や機器の配置シミュレーション、操作支援、などへの技術選定、アプリケーション開発、運用、コンサルテーションに対応します。

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    ドイツに本社を置く工業製品メーカーの「ThyssenKrupp(ティッセンクルップ)」は、エレべーターサービスのメンテナンスの効率化のため、マイクロソフトのHoloLensを採用したことを2016年9月に発表している。ニューヨークのワン・ワールド・トレード・センターやサウジアラビアのリヤドにあるCMAタワーなど、世界中100万基以上ある同社エレべーターの管理を強化するため、技術者24,000人に権限が与えられ作業前および作業中のサポートに役立てることを説明していた。
    (via http://shiropen.com/2016/09/18/19760)


    ワイアード(Wired)の記事によると、現在実際にワン・ワールド・トレード・センターで使用されていることが説明されている。ビデオを見ていただくと分かるが、概ね下記のようなオペレーションである。

    1. メンテナンス要員が故障の発生した現場へ到着
    2. メンテナンス要員はHoloLensを装着し、エレベーターの状態をグラス上にグラフィカルに表示する。(ビデオでは視野角が広いが、この部分は恐らくイメージではないかと思われる)
    3. どの箇所が修理対象となるかを指示し、スタッフが常に安心して作業できるようチュートリアル動画や電子マニュアルを表示することも可能となっている。
    4. 本部に連絡する場合は「Skype」を使用。HoloLensにはMS製品の Skypeアプリが搭載されており、メンテナンス要員は音声でアプリを起動して修理センターと連絡をとることが可能だ。修理センターはその場で起きていることについて、動画でフィードバックを受け取り、その動画上に修理箇所の指示を書き込み、現場に直接情報を送ることができる。
    ティッセンクルップは2017年末までに同社の18万のエレヴェーターをこのクラウドに接続する予定というから期待したい。
    (via http://wired.jp/2016/10/14/maintenance-hololens/)

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    現地に向かう前に机上で事前に情報収集とシミュレーション


    現地に到着後に状態を確認


    不明な点は、Skypeで管理センターに問い合わせ


    本部ではHoloLensの映像を見て、関連箇所にチェックを入れてくれる


    さあ、これで修理完了



    詳しくは、ビデオで...


    Using Microsoft HoloLens, our 24,000+ service technicians will be able to visualize and identify problems with elevators ahead of a job, and have remote, hands-free access to technical and expert information when onsite – all resulting in significant savings in time and stress. Empowering service technicians to do their jobs more safely and efficiently, HoloLens serves as a perfect complement to MAX, thyssenkrupp’s game-changing predictive maintenance service for elevators.

    (via https://www.youtube.com/watch?v=8OWhGiyR4Ns)
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